
昨日、花火のお客様を最寄り駅に送っていく際、近くの田んぼでは早くも稲刈りが始まっていました。この田んぼは植え付けも5月連休前に行った早生の田んぼのようで、花火が終われば稲刈りという言葉を体現していました。稲刈りの本番は例年15~20日ごろで、今年はシルバーウィークにあたり、都会の方はレジャーにとなりそうですが、こちらでは親戚や知人などとともに稲刈りというところも多くなりそうです。
そのお米ですが、中旬に新潟県で概算金が昨年比大幅安にとの報道があり、新潟ショックとも呼ばれているようですが、先日の報道では、秋田県でもJAからの概算金は昨年にょり1万円以上引き下げになりそうで、あきたこまちでは18,300円/60kg程度になりそうだとのことです。当YHが購入する30kg袋にすれば9000円ちょっとの値段になりますので、農家の収入分を上乗せして今年は10,000~12,000円程度で調達できるのかなと。
以前も書きましたが、この値段は「令和の米騒動」ピークの去年のコメ価格からすれば大きく値下がりとなりますが、一昨年の値段(9,000円/kg)からはまだ少し高いところにあります。
コメ作りは未経験ですが、日本のモノづくりの中で、農作物、特にコメ作りほど仕組みがおかしいものはないと思っています。工場での生産加工では、最初に顧客と値段が決められ、その値段の範囲内で利益が出せるように工夫したり、自社で作った製品で最初に価格を想定してものを作ったりと、ある程度販売価格は事前に決められていますが、コメ作りは作った後、収穫の直前に価格が決まるようです。
また自社(農家)の工夫で安く作っても、全量買い取りのJAの指示通りに作らないと引き取らないということもあるようで、有機生産や農薬を使わないということも難しいようです。コメ価格が安定していれば、今年はこのくらいで売れそうだと事前に想定ができるのでしょうが、今回のようにこれだけ激しくコメ価格が変動すると、零細農家には想定するのも難しく、果たしてどれだけの農家が「儲ける」ことができるのか、他人事ながら心配になります。
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